嵐のまえに

仕事先の御近所さんに引退された左官屋さんや大工さんがいらっしゃる。

あたし、あまり人に頼るってことはないんだけど、自宅の屋根が吹っ飛んだことを、何日か前に面白おかしく愚痴ってたら、昨日、元大工さんからベランダの上から声をかけられた。

「ブルーシートいるかい?」

「いいの?」

「持ってきな」

と二階から投げてきた。

「シートで応急処置できるだろう?(笑)」

ありがとうね、お気持ちがうれしい。

お家に戻ったらSarahぺっこがのびのび。

癒されるわ。

・・・ふだん、元左官屋さんや、元大工さんの薬の解説や食事の相談を受ける。

といっても、朝、夕の散歩であった時に、身体の調子を聞くついでなんだけど。

ご飯を食べる順番とか、飲み物の話とか、そんなこと。

こんなのが、まだ、あちらこちら。台風の傷はまだ残ってる。

お家の周辺には、昔は沢があって、9月には蛍が飛んでたんだよ・・・って一昨日聞いた。

お家の周辺が沢ってことは「水流」が生きているはず。「本流」はお家の前の道の下だけど、「支流」の場所まで知らなかった。

言葉に隠されたシグナルが必ずある。

嵐のまえに、注意を促す何かが。

自宅のほうは弟が準備してくれてる。

あたしは、御近所を見回って逃げ道の確保の確認をしておかなくちゃ。

昨日、御近所さんのお母さんと、その話で盛り上がったんだった(笑)

車ないから、歩いて、買い出し。

ここは横浜の「チベット」