朝から、お布団をブルドーザーのように掘って進んでくるスラ太郎さん。
はい、はい、散歩ですね。
去年の、この時間は、我が姫藍リンの朝点滴に行く前の散歩タイムでしたよ。
可哀想に、朝早く起こされて。のんびり散歩してたら、おしっこだって出たろうに。
今更、「仕事の時間をずらせば良かった」とツィートされたって、藍は死んじゃったんです。
朝、6時には点滴に行かないと、仕事に間に合わなくなってしまう。どうして、ドクターは家での点滴に変えさせてくれなかったんだろう。一週間後に、「再検査をしたい」と言っても「そんな一週間で数値は変わらない」と言われて、それでも気になって二週間たってやってもらった。数値はうなぎのぼりだった。
去年の今頃、差し入れをねだってた。自分の脚でだって立ってたし、ウンチだって、病院でびっくりされるくらいのいいウンチだった。だから、絶対内臓疾患なんかじゃなかった。落ち着けばわかることも、火中の人間には理解出来ないこともある。そのことを今いる子たちに繰り返さないようにしなければ。
頭が破裂しそう。多頭飼いの方って、どうやって、気持ちに折り合いをつけるんだろう。
うちのお里は?50年もやっている間、生き地獄だってあったろう。
どうやって過ごしてきたんだろう。
スラ太郎さんと散歩から帰ってきたら、女の子の匂いのするほうにさっさと行っちゃった(笑)
ま、そんなもんよね。あたいよりも「女の子」自然だわ。
昨日、ヨガを張り切り過ぎて、身体中が悲鳴をあげてる。まだ、身体の痛みのほうが理由がある分、楽ね。
横になってたら
来た、スラ太郎さん。
すぅ すぅ 寝始めた。
嫌だなぁ・・・・どうして、お前たちは、こころのやわらかいところを攻めてくる?
身体の痛みと違った「痛み」が染みてくる。
その染みは少しづつ広がって、胸一杯に広がる。
お前たちはかわいいなぁ。
どうして、神様とかいうやつがいるなら、お前たちみたいな生き物を創ろうと思ったんだろうか?それで、どうして創っちゃった?
神とかいうものすらも「人間の右脳」の産物かもしれないけどね。
人間の勝手で創ったりなんかしてはいけない。犬のこころをもてあそんではいけない。
犬も人間もこころがあるというのなら、感情のある生き物だということだろう。
だから「寄り添える」のだろうから。「痛み」を共感しようとする。
スラ太郎さんは、「可能ならずっと傍らにおいていたかった子(スラッシュ)」だから、さぞかしいお里は辛かろうね。
こしゃま(キルっぺ)も「許されるなら、ずっと手元に置いておきたい」って言われてた子だったからな。
・・・想いを馳せると涙が駄々洩れ。ミミエルが発狂して心配するわね。
さてと、ご飯を盛りつけてこようかね。藍も天上で腹を空かせてるに違いないから。