花の色は 移りにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに
小野小町
櫻の花がまだ満開だった頃、亡くなったシュナちゃんがいます。
その子は、とてもたくさんのシュナちゃんのお父さんになった子でした。
まだ、若いのに。
今年の3月13日に。
その亡くなった子のお母さんが、とても素敵なシュナちゃんをたくさん産んだということで、ご褒美を頂いていました。
そのお里から勝手にお借りしました。もうシニアのお年。
ご褒美を頂いたって聞いて
ずっと、この「お母さん」が気になっていた。
いま、しあわせかなって。
私の大事に思ってた「ある女の子」もたくさん赤ちゃんを産んだのに、手の届かないところに行っちゃった。間に合わなかった。直接、問い合わせをしたけれど、知らんふりをされた。
証拠、全部揃えていたのに。それは忘れもしない去年の9月21日。
だから、なおさらこの「お母さん」はしあわせなのかなって。
・・・そうしたら、昨日、インスタで気になる女の子がいて。
その子が私の気になっていた「お母さん」だった。
その女の子の名前は「音(オン)」だけを聴いたら、私がずっと呼び続けている名前でした。
名前も知らなかった。犬舎も知らないし、書かれてもいなかった。
なんとなく魅かれて、開いてみた。
そこには、大事にされているその「お母さん」がいました。
そして、その子の産んだ男の子が亡くなっていたことを知りました。
私はその男の子に会ったことはないけれど、たぶん、命を削って生きてきたのではないかって。
それは、私の勝手な思い込みだけれども。
もう、そちらの世界に苦しみはないでしょう。
なんの病だったのか知らないけれど。
頑張ったね。
雨がふる。思い乱れて、いろいろと。