冷やし甘酒

甘酒ってなぁ・・・夏の季語なんざんす。

ウィちゅきー知ってた?

あまりに喉が渇いたので、朝んぽの時にget。

・・・「月桂冠」・・・酒屋やな。

キーユ、それ おしゃけ だとおもうんですけど・・・・

うん、「酒かす」だった。

「甘酒」には2種類あって、「酒かす」を水、またはお湯で溶いたもの。「麹(または米&麹)」を醸してアルコール発酵をさせない「甘酒」

叔父はお酒が大好きだった。

亡くなる何日か前「日本酒、まだ飲めないから、甘酒買うてきたわ~」と言って、アルコールの入っていない「甘酒」を勧めた。「飲む点滴なんだからね!」と口うるさく言う私に「お前は気が強いなぁ」と笑いながら、それでも、「甘酒」を飲んでくれた。もう、ほとんど食べ物を口にしていなかった。私は死に水を取ってばかりだな。

どうせ、死んじゃうんだったら「濁酒」飲ませてやりゃよかったよ。

お寺から新盆の知らせがきてた。藍が死んでもうすぐ一年。「甘酒」も飲ませたね。

去年の「今日」はSlashと台所で。

まだ、全然、肝臓なんて肥大してないじゃないか。どうして、検査結果もすぐに教えてくれなかった?「検査結果に異常があったら電話します」って言ってたじゃないか。

心配で何度も電話して、やっと取りに行ったらいきなりジョーカー出すのか?

・・・藍には無理に食べさせなきゃよかった。あんなに食べることが大好きなお前が、食べないのだから。ううん、肝臓が肥大しすぎて、胃を圧迫し、「お腹が空いた」という感覚がわからなくなってたんだ。わかっていたのに。水分補給はさせなきゃ、今度は血がドロドロになってしまう。ここでもダブルバインドだ。

もうすぐ施餓鬼供養。

酒でも飲まなきゃやってられないや。犬の面倒みれないから、もう、飲まないけど。

毎朝のSlashとのお約束。特別な時間。

それで、お前が安心するならいいよ。立ち上がろうとすると、指に力が入るキュって。

緊張が走る。毎朝、毎晩。特に朝はね。

喉の音だけが気になるけど、とりあえず元気でいてくれる。

さて、ご飯。

去年はレバー丼だわね。

今日は、山芋と生卵ね、精をつけなきゃね。

やれることは、やっておこう。