目黒不動尊

玄人廃人kassisです。

今日28日はお不動さんの縁日がたつ日

市が立つ日は境界線のある日。

ここは、生前祖母が28日には毎月詣でてた泰叡山瀧泉寺。通称目黒不動尊です。

祖母はね、「私が死んだあとに私がやっていることの意味がわかる」って言っていました。

毎週、浅草浅草寺の観音さまにお参りし、毎月28日にはお不動さんにお参りし、それが日常の祖母でした。私たちは祖母の祈りで護られていたのですね。今なら、わかります。祖母のしていた事が。

目黒には黒龍神さんがいらっしゃいます。実は映っていますが、おわかりになるかな。

15年ぶりです。

15年前の8月。私はここの場所にいました。世界バレエフェスティバルの公演前に、お寺の門前の鰻屋さん「にしむら」にりなちゃんと来ていたの。

五反田から目黒不動尊に向かうタクシーの中で、その日から15年も私を苦しめ続ける事になる「人物」から電話を受けていました。

それから、15年。

水かけ不動さん

お参りさせていただいたよ。

13時30分から、護摩をあげて頂きました。

火で悪い縁を焼いて頂きました。私の守り御本尊もお不動さん。

13時から最前列で号泣しておりました。泣いて、泣いて、泣いて。護ってあげれなくてごめんねって。本当だったら藍は17歳の三月に櫻が咲く前に眠るように、本当に眠るようにお空に帰ったはずなんだ。

去年は12年に一回しか開かれない酉年御開扉があったとか。もっとはやくわかっていれば、悪い縁を焼いてもらえたかもしれない。

その「人物」の持ってきた縁。11月に持ってきたその縁はあまり良いものではなかったと思います。

15年前、私がりなちゃんに鰻をご馳走したんだよね。「9月になって鰻が一番美味しくなったら、今度は私が××ちゃんにご馳走するね」って笑いながら。それから15年。

りなちゃんのご先祖さまの菩提寺がすぐそばにある。だから、一年に何回か「にしむら」さんに行くのよね。

「藍ちゃんに白焼き食べさせてあげたい」っていっつも言ってくれてた。いつも、時間が合わなくて、4年もたっちゃった。りなちゃんとは藍ちゃん、一度も会った事がなかったんだ。

いつも、邪魔されて。でも、毎年、筍やリンゴ、川崎大師の節分会のお豆、藍のために送ってくれてたよね。藍ちゃん、藍ちゃんって。

私の親友たちとは一回くらいしか藍は会った事がないんだ。いつも、結果的に邪魔されて。

前と変わらない。

私、去年からりなちゃんに話してたんだね。「藍ちゃんになにかありそうで嫌だ」って。

昨日の電話で話してたよね「本当になっちゃった」って。

藍、大好きな鰻を買ってきたよ。みんなで食べよう。瀧泉寺の伏流水で洗われた鰻なんだよ。

お不動さんが護ってくれるよ。

みぃちゃんにもお裾分けを持っていこう。

藍は生きていました。私の大好きな藍は。

もっと、もっと、もっっと、私の親友にあわせてあげたかった。

ずっと、ずっと、ずっっと、私の親友たちと笑っていてほしかった。

藍ちゃん 藍ちゃん 藍ちゃん

なんて、かわいいんだろう。

護ってあげれなくてごめんね。