「強くなければ生きていけない。 優しくなければ生きていく資格がない」
探偵フィリップ・マーロウの有名な台詞でございますが、数日前、友達宅で久々に『パステル』のプリンをご馳走になっていた時のことでございます。
「そういや、マーロウのプリン、最近食ってないなぁ・・・」
プリンにあの金額を出すのもなぁ・・・という感じなのでございますが、上の弟から
「マーロウのプリン、食う?」と昨日、連絡が。
プリンの容器に描かれてる「あのおっさん」。
ハンフリー・ボガート演じるフィリップ・マーロウでございました。
プリンだから「ハードボイルドなのか?」とあたしゃ思っておりましたずいぶんとしゃれてるわね・・・と。本来、焼プリンは「固い」んですよ、切り分けたら普通に立ちます。また型から出しても立ちます。プッチンプリンはプリンやないからね。
『プレイバッグ』 レイモンド・チャンドラー 訳 田口俊樹 創元推理文庫
ハンフリー・ボガードの印象っていうと映画『カサブランカ』になっちゃうんだけど。なんか、このハードボイルド的なのって被るわよね。
ハンフリー・ボガードの煙草の吸い方がとっても粋でおしゃれで!!!あとはジャン・ギャバン、ちょっと特徴のある吸い方する。「ゴロワーズ」の名前の方が有名になってしまった感あるけど。
実は、あたしはチャンドラーって苦手で(笑)
なので、何回もは読んでない(笑)
年食ったから、今、読めばほろ苦さがわかるのかな、プリンのキャラメルのように。
まっ、暑くて読む気にはならんが・・・あはは
「強くなければ生きていけない。 優しくなければ生きていく資格がない」
これってプリンの固さにも言えるわね。奥が深いな、うん。