お彼岸の「おはぎ」をこさえなかった。
エリモルのお里のおかんが京都の「今西軒」さんのを買うてきてくれた。ちょうど叔母の命日の次の日でありがたかった。もちろん、叔母の命日なんて知る由もないけど、お彼岸に作れなかったし、前倒しで供えてあげられた。
他にも豆大福ももろた。美味しかった。ありがとう。
春はぼたもち(牡丹餅)
夏はよふね(夜船)
秋はおはぎ(お萩)
冬はきたまど(北窓)
おはぎの呼び名は季節で変わる。
父がおはぎをこさえるときに「半殺し」の噺をしながら「おはぎ」をこさえてたのが懐かしくい。
半分お米をついて半分お米の形を残すままにするのが「半殺し」
「おはぎ」の事を「半殺し」という風に呼ぶところもあるらしい。
まるで「おはぎ」のような今朝のシュナーズ。
あたしから離れない。
もっさもさ。二年前の二月。「おはぎ(北窓)」のよう。
藍は「おはぎ」が大好きで。こさえてると大人しく待っていた。
昔の言い方だったり、昔からの行事を行うと珍しい人になってしまう時代になってしまった。
耳年増と言われてきたけど、いまじゃ立派な年増でございます。
あたしが生きてる間は季節の行事は行っていきたいと思う次第でございます。
うちのシュナーズは二十四節季の中で生きております。