贈り物か試練か

お仕事のお話でございますね。長いです。時間のある方だけどうぞ。

あたしゃ、キリスト教者じゃございませんが、多少の影響を受けております。

「努力にまさる天才はなし」・・・持って生まれた天才よりも努力して天才に勝る人の方が尊い・・・綺麗ごとでございますわね。天才が努力したら凡人なんてどうやったって太刀打ちなん出来やしない。

あたしの大好きなシルヴィ・ギエム姐さん。引退しちまってから環境保護団体で活動中らしい。

完璧な「6時のポーズ」ダブルジョイントのなせるわざ。あたしの大好きなギエムの「グランパクラシック」観に行ったなぁ。イレール兄さんも若いなぁ。

「才能のない人には出来ないって言ってあげるほうが親切」とおっしゃられた方でございます。努力しても「時間の無駄だから」

「才能のない人が努力しているのをみるのがつらい」・・・ギエムだから言える言葉。とてもギエム姐さんは優しい方なんですよ、誤解されてるけど。

出来ないことをそれも「神様からの贈り物」ととらえるのか、出来ないことを「神様からの試練」ととらえるのか。れいの「神は乗り越えれれない試練はお与えにならない」というあれでございますね。

うちのシュナ―ズおトイレ係。あたしに怒られてばかり。

エリモリのご飯を一生懸命こさえてる。味、栄養はいいと思う。バランスは別として。

が・・・・出来上がったものは「ゲロ」

努力する→認められない→努力する→認められない→努力する→怒られる→それでも努力する→認められない→自分自身が嫌いになる→脳の活動レベルが下がる→生活全ての行動が活動停止。

「出来ない自分を許してあげるのか」「出来ない自分を信じて進むのか」

努力する→認められない→とりあえず努力する→無かったことにされる→かってに努力する→本筋から外れていく→注意される→頭がパニックになる。

殺人事件や殺傷事件、暴力事件が起きる瞬間でございますね。おほほ。

難しいんでございますよ。

「言葉通り性」と申しますけど。

褒めますでしょ?無駄にプライドが高いのでございます。

「言葉通りに受けとってしまう」のでございますよ。皮肉、または社交辞令が「まったく理解できない」

前後関係から考えたら絶対にありえない・・・のに、無駄に前向き。

自分をまったく省みない・・・

一部分をほめる→自分は認めれた→全部褒められた・・・と理解する。

一番最後の記憶しか、脳には残らない。

「神になる瞬間」でございますね。

・・・このような「障害」を持った人たちへのサポートが、あたしの仕事であるのですけどね。

お金を貰って「通訳」するのと、シュナーズおトイレ係にように後輩の娘に対してやるのとは大違いなのでございますよ。一人で生きていけるようにしなくてはならないから。

「お前のセンスの無さは『神様からの贈り物』だって」

「いや『神様からの試練』です」

この戦いはしばらく続くんだろうなぁ(笑)

またみぃちゃんに

「Aちゃんに優しくしてあげてくださ~いい」

ってラインが入るんだろうな(笑)

「やさしいだけじゃ 人は愛せないから

あぁ なぐさめてあげられない

期待はずれの 言葉を言うときに

心の中では

ガンバレって言っている

聞こえてほしい あなたにも

ガンバレ!」甲本ヒロト ザ・ブルーハーツ「人にやさしく」

・・・だけれども、追い詰められた人間には「ガンバレ」の一言は「諸刃の刃」

その見極めがとてもむずかしい。

そういうことと対峙するのもあたしへの「神からの贈り物」なのか「神からの試練」なのか。

心にいつも重い石としてある。