覆水盆に返らず 一度起きてしまったことは、元には戻らないの意味。
出所を読むと少しニュアンスが違う気もするけど。
最愛の藍。
昨日は三の酉で、いろいろ思い出すこともあって。去年の酉の市では嫌な予感がしていたしね。
覆水盆に返らず・・・・覆水ではなく「腹水」の話。
うちの藍ちゃん、2回、腹水を抜いた。
2回目に腹水を抜いた時、深夜の救急医療のドクターに「(前回は)腹水はどんな色をしていましたか?」と尋ねられたので、「透明でした」と答えた。2回目の腹水は少し前回より黄色がかっていたから、多分、「黄疸が出始めてる」と自覚させるために言わせたんだな・・・と思った。翌日、死んでしまったし。もう、被害妄想のオンパレードよ。
・・・私はまだあきらめきれず、時間さえあれば、情報を収集している。
私のこういう行動を心配する人がいる反面、揶揄する人がいるのも知っている。私も他者にそういう行動を取っているから、他者にされるんだろうね。
そこで、読んだ一文。「癌の腹水はにごる」・・・「えっ?」
何度も読んだ。「癌の腹水はにごる」
藍は「濁っていなかった」
父が生前、よく言ってたこと。
「医者も人間だ、人間だから間違う事もある。医者には3人診てもらえ」
本当だと思う。
藍は合計11人の獣医に診てもらった。結果だけど。
もっと早くに、専門病院に連れて行ってたら違っただろうか。
・・・隣でキル―ピーのいびきが聴こえる。
左太ももにはMielが陣取ってる。丸くなったSlashは毛布の上で暖かそう。
あったかいなぁ。
・・・生きている。
先日、ちょっと体調の悪いほにょほにょしたキル―ピーを抱っこした人に「硬かったら死後硬直ですわ~」と言われた。正直、何を言われてるのかわからなかった。
本人は冗談のつもりなんだろうけど、藍を亡くして、落ち込んでる私に、言う一言なんだろうか。
人に気を使って元気でいる必要はないから、私は好きにやらせてもらうけど。
世の中には、人の痛みを理解できない人がいる。