Beliar

Beliar。

「天から失われた者で、彼以上に端麗な天使はいなかった」と同時に「すべて偽りの虚飾に過ぎなかった」と言われてしまうBeliar。(ミルトンの『失楽園』から)

あたしのかわいい、Luciferの息子のエリエリエリタン。

スラ太郎ちゃんは「Sea The Stars」という名前を冠してる。

だから、スラ太郎ちゃんの名前にちなんで「星の野」っていう意味の「Compostela」って名前を冠したの。巡礼の道の名前よ。

だけどね、お前を見ていたらBeliarって名前を想い出したのよ。

天で想像されて最も美しいとされた天使。でも負わされた名前は「Beliar(無価値なもの)」

どうして「無価値なもの」に神は最も美しい天使として存在させたのだろう。

あたしのかわいいBeliar。あたしのかわいいエリエリエリタン。

お前は存在するだけで美しいと思う。

どうして歯が?と思うこともある。

でも、それはきっと理由のあることで

その指し示す「理由(わけ)」を探していくのだろう。

あたしが「巡礼」という意味を背負わせちゃったから。

あたしも「巡礼」の道を進むんだ。隣で一緒に。

ウィちゅきーにしても

エリにしても

お前たちは存在するだけで尊い。

お前たちは切なくて愛おしい。