・・・寒い。
母の亡くなる一日前、泊まり込みで看護をしてた私は、粉雪の降る深夜に自宅にお風呂に入りに戻った。その数時間後に母が死ぬとは思わず。
いまの時期は本当に寒い。
で、その寒さを油断した。
昨日、一年前の「とある人の診断結果」をみる羽目になった・・・親御さんに任せた私が馬鹿だった。えぇ、えぇ、鵜呑みにして聞いていた私が悪いんですよ、でもね、去年の6月12日と言えば藍ちゃんが下痢で大騒ぎでしたよ、あたしゃ。あぁ・・・私が病院に付き添えばよかった。思わずマーカー引いて説明しちゃったよ。
・・・えっ
・・・なにこれ。
「甲状腺濾胞癌の疑い」?そりゃ、「良性か悪性か(←良いも悪いも腫瘍は腫瘍)」の検査ですけどね。
・・・聞いてないよ、あたしゃ。
はっきり、「癌の疑い」って書いてあるじゃん。(←『現段階』では良性です、あんなにみぃちゃんママに私が付いて行ったほうがいいと言われてたのに親御さんに任せた私が愚かだった)
・・・で、この一件↑でてんやわんやになっていたので、Slashとキル―ピーが悲惨な事に。
牛肉の脂がやはり合わなかったのか、量が多かったのか、寒かったのか・・・
12日深夜から、下痢、嘔吐、下痢、嘔吐・・・・・
で、朝一番で病院へ。
Slashが痩せすぎなので、焦ったのは本当。昨日、少し多めに牛肉を与えた。
いつもは湯がいて、きっちり、脂を取って、細かくしてからSlashに与えるのに、Sarahぺっこに与えるように「塊」であげてしまった。
二日前くらいから、口からうんち臭がしてたから、肝臓が弱ってるのはわかってたのに、痩せてきて寒いから温めようとして、牛肉を多めに与えてしまった。しかも「塊」で。
結果
深夜に私の足元で寝てたSlashが庭に出してくれと訴えるので、いざ、庭へ。
・・・ババロワだった。
そののち、キル―ピーも、庭に出たがり・・・
・・・ムースだった。
それが、朝まで続き、嘔吐が始まった。
たった一回、様子をみて失敗してしまった藍の二の舞は嫌なので、Slash、キル―ピーと朝一で病院へ。
キル―ピーの方はすぐに安定したけど、Slashが今度はカレースープ。
輸液をしてもらい、帰宅。
ここ数日、Whiskyに掛かり切りになってしまっていた。もちろん、Slashとの時間も取っていたけど、Slashが満足する形ではなかったんだろう。淋しかったんだ。さらに、寒さ。
ここずっとSlashは私の横で寝てたけど、Mielが昨夜は私の横を陣取ってたから、Slashは横で寝られなかった。
病院から戻って、Slashを抱えて寝てた私の側にキル―ピーが来て不安そうな顔をしている。藍ちゃん時もキル―ピーはじっと側で座ってた。その側で実はSlashもずうと聞き耳を立ててた。
みんな側に寄ってくる。藍が具合悪くして寝てた時と同じ。
すごいなぁ。群れなんだな。
今夜は徹夜かな。Slash心配だし。私が傍にいれば安心するし。
生きていればいろんな事があるさ。
一難去ってまた一難。
私は私の人生の仕事が終わるその日まで、ずっと、こんな感じなんだろう。
私らしくていいや。