あたしにとっての「足の甲」

深夜にお里の姉やんと「乙女トーク」しとった。

で「Westminster Kennel Club Dog Show 」の話になった。

で、ミニチュアシュナウザー以外のスタンダートシュナウザーやジャイアントシュナウザーの話になったの。

あたしは自分の「直感」は信じてるけど、犬に関してはその「直感」を「裏付けるもの」がなにもない。

で、思ったの。

「あたしにとっての『足の甲』なのだな」って。

バレエは何が何でも『足の甲』なのです。『足の甲』が全てを制す・・・というか。

バレエを知らない方は「なんじゃそれ?」となるかもしれませんが、全て『足の甲』なのです。

10歳前半の「足の甲」を観て、「ああ、この子はこのバレエ団だったら、ここまでいく」「モダンだったらいけるかな?」

「プティは絶対に無理だ・・・」

ローラン・プティ「コッペリア」のスワニルダ。素晴らしい足の甲の持ち主のルシア・ラカッラ。

ギエム姐さんも素晴らい足の甲の持ち主だった。

ヴィヴィもそれはそれは素晴らしい足の甲の持ち主。

ロイヤルバレエ団アンソニーダウエル版「眠れる森の美女」のオーロラ。ヴィヴィアナ・デュランテ。鞭のような足だったわ。

でも、バレエを知らない人が聞いたら、宇宙の言語だと思う。

そう考えると、あたしはドッグショーに出陳される犬のことなにもわかってないんだなぁって、再度、認識。

プロがいるところに、まったくのアマチュアが週末の楽しみに遊びに行ける世界じゃないのね。

バレエだったら、まだ、この振り付け家なら素晴らしいとか、ロシアじゃなくて、フランスなら・・・とか。クラシックじゃなくてモダンなら・・・とかわかるのに。

最期は結局「運」なんだけどね。

ほんと、キレイでときめきのあるものが観たい。

さびしい世の中だなぁ。