ささやかな「自己主張」

一生懸命あたしの目の前にきて、足を「カミカミ」

足元についた植物のタネは、刺さると痛い。いつもならすぐに取ってあげるのに、今日は取ってあげられなかった。

目の前にきて「カミカミ」

おおらかで、のびのびとしていて、マイペースだけど、実はとても聞き分けのいい子。

どの子もどの子も、あたしにべったりで。

ささやかな「自己主張」がいとおしい。

絡んでしまった足のタネを、少しづつほぐしながら、心の中で詫びる、あたしでございます。