くわばら くわばら おまじない

ドーン

って雷が落ちたら、スラ太郎ちゃんがガタガタ震えだした。

まずい、ウィちゅきーはどこ?気持ちがはやる。

スラ太郎ちゃんも目がいっちゃってる。

スラ太郎ちゃんをなだめて、落ち着かせて

取り合えず、あたしが見えるところのケージに入れて、台所へ。

夕飯時だったから、ご飯の用意をして、スラ太郎ちゃんところに様子を見に。

と、言ったって、ガラス戸一枚隔てただけ。

確認OK。

夕ご飯を取り分けて、女の子たちの様子を見てたら、廊下を歩く音がしてウィちゅきーがあたしを探しに行っちゃった。ドアを開けたら、ご飯残したまま。

台所へクレートを移動させて、中にスラ太郎ちゃんを入れて、ウィちゅきーの側へ。

・・・・あかん、クレートの中から嫉妬と怖さでずっとギャン鳴き。

挙動不審のスラ太郎ちゃんにも、安心サプリを入れたんだけど、クレートじゃなくて、とにかく、あたしの側に触れていたい。

Sarahぺっこはあたしの太もも枕。側から離れない。

ウィちゅきーは自らあたしの側のクレートへ。

ウイちゅきーとあたしの間に嫁っこミミエル、無理やり乱入。

・・・こんなあたしでもあんたらにとっては頼りになるのかな。

それとも、雷より怖いのか。

ウィちゅきーの癲癇が出ないでくれればいいけど、とにかくそっちの事で頭が一杯。

くわばら くわばら おまじない

鳴る神さん、海の上でお願いします。