森の魔女

昔っから言われてた「魔女」って。

何やら庭の奥深くからごそごそ。色んな人が出入りして。

最近はご近所の「魔女」

魔女学でいうところの「白い魔女」のほうね。cunning folkともいうわね。

今週の御近所の相談は二件あったわ。

1 シュナーズにお魚をくれる貸船業の船頭さんのお家(大腿骨骨折のお母さまの相談)

↑こういうのをくれる。

結果からいうと、お母さまは、手術になった。そもそもは「お袋が寝たきり起きてこない」という話で、救急車を呼んだほうがはやいんじゃ・・・で、その後どうしたらいい?という相談だった。

なので、病院のワーカーに相談するのが一番はやい、その後、区役所・・・という流れを説明。

が・・・語られていないことがあったのだ。折れてた。大腿骨。これじゃ起き上がれない・・・どころか腎臓、膀胱がやばいだろ・・・ってあとで聞いたら、危なかった。尿が出なくて身体に回ってた。大抵、男の人はわからない。こういう場合、お節介でもお宅に行ってみちゃったほうが早いんだけど、出かける前だったのだよ、私。それでも話を聞いていて遅刻寸前。

明日あたり手術だろ・・・・あぁ、やだ。Whiskyが手術した日じゃん。しかも、お母さまが連れてかれたのが、一昨年からの因縁の土地の斜め前にある病院・・・南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・

2 胆管が詰まって緊急入院した近所の庭師さんのお家

うちのキールが疑わられた病気だった。キールの「胆嚢」↓

「胆嚢」を摘出した・・・と近所で聞いてたけど、実際は「胆管」が詰まってしまったらしく、管を入れて取ったらしい。ここから、食事の説明。「胆嚢」を注意された場合は絶対「脂」は食べてはいけない。なぜなら・・・というようなことをレクチャー。「なんでそんなに詳しいんだ」と言われたって、「仕事」だからとしかいいようがない。さすがに「管理栄養士」は持ってないけど。あれはあくまで「栄養を管理する」のであって「料理で理を料っている」わけではないので、美味しさの追求はなし。

うちのシュナーズも「脂」は絶対だめくらいの印象。お肉は全部湯がいてる。必要に応じて、鶏手羽元、手羽中を使い分けてる。アミノ酸が違うから、効く部位が違う。その都度、必要な油を選んでいる。

スラ太郎なんて、ちょこっとついてた「鶏皮」すら、うんちにそのまま出て「ゴムみたい」な状態になる

(↑うんちは袋で取った後、消化出来ているか必ず確認してます。匂いもチェック。東洋医学の基本です)

私が説明したことは、全て病院で言われたことだったらしい。詳しく「なぜか」も説明しておいた。私が詳しいわけでなく、たまたま「仕事」で「説明」をすることが慣れていただけの話。

みんなが、みんな、得意分野で、みんなをサポートしていけばいいだけの話だ。

やれる人がやれることを。誰が上でも、下でもなく。

それが、本当の福祉だもの。福祉の「祉」は天から授けられたものが止まる・・・という意味。福祉の「福」も天からの幸せ。天から与えられたものが、等しくとどまりますように・・・が福祉。

「魔女」の役割って昔からそんな事ばかり。自分の幸せではなく天からのものを導くの。

時にそれはかっこうの「餌食」にされるけど。

今日も空から言葉が降ってくる。

私はその言葉を「掬う」だけ。

「掬う」言葉を間違わないように。

来週もきっと色んな問題が持ち込まれるだろう。

魔女の御付きは猫かカラス。

「森の魔女」の御付きは七頭の竜です。それだけで「森の魔女」は頑張れます。