月が死神から 絵を買った


月が死神から
絵を買った
不穏なさの夜
憐れ 月は狂っている!

そのころ 暗い胸のなかで
わたしは ひとつの市を開く
音楽もなく
並ぶは陰の店ばかり

ガルシア・ロルカの「月と死神」からの一節

昨日の帰り道、頭から離れない。

小さい頃。詩集を開くときれいな写真がたくさんあって、そこにロルカの詩も載っていた。

「月が死神から 絵を買った」というフレーズは、何かあるたびに思い出されて、静かに澱を作っていく。

藍ちゃん、ごめんね。

目を瞑ってみないことにすれば、日々、笑って過ごせるけど、

やっぱり、私は出来ないみたい。

もう、家から出たくない。

籠ってずっと藍といたい。

どこにも行きたくない。

誰とも会いたくない。

シュナーズとだけいたい。

散歩やシュナーズの買い物や仕事は行くよ、最低限。

これから、一か月は引きこもろうと思います。

天岩戸だね。

扉を開けてみたくなるくらいのことが、あればいいけれど。

下手すりゃ、無理かも あはは。