引導なのかな?

うちの嫁っこミミエル。

昨日から塩梅悪く、「熱中症か?」

で、朝一で病院へ。

昨日は仕事で手術の付き添いが入るかも知れなかったから、夕ご飯は出来合いのレトルトをシュナーズに食べてもらった。珍しいからか、すごく食べたけど、みんな「下痢」あはは・・・・

で、病院に行ったら私の苦手な院長。

まっ仕方ない。

診てもらったところ、熱中症ではなかったんだけど、下痢と嘔吐でちょび「脱水症状か?(5%くらい)だったので、輸液と炎症止め、ビタミン剤を入れてもらった。しかも、ここで「つり実験」首の後ろをつかんで脱水か調べるやつ。いつもやってるわ。だから、来たんじゃ。

でも、ここで詳しくレクチャー。こうなったら、10%から15%。富士山の形からこんな風に崩れたら5%。年をとってる子だったら、皮がたるんでるから、微妙に違うのでこうとか。

「輸液は痛くないんだけどね、痛い注射もあるの。ビタミン剤は痛いんだよね、染みるの。だから最初に輸液して、同じところに入れるね」

この先生って。動物バカ?好きな動物と専門外の動物と態度が違う?

「ボクの後輩にもシュナウザーを飼っていたのがいてね。ぴったり毛が身体に吸い付く感じなんだよね~あれは、カッコいいよね」

この病院のトリマーさんに「シュナウザーが得意」な人がいたって。病院の待合のシュナ飼いさんに聞いた。

なんとはなく世間話。ここからが本題。

「なんか気になるところある?気になったところは印つけてきてね~」

で、

「切り方のせいだ(←汗、はっきり言いやがるわね)と思ってたんだけど、この子。後ろ足のバランスが悪いね」

あぁ・・・・

「膝のことはS先生にもI先生にも相談したんですが」

「う~ん。普通、悪いほうの脚の逆に筋肉がつくんだけど・・・・この子、筋肉はしっかりしてる、逆に少し悪いほうに筋肉がついている。この子『腰』が悪いね」

あぁ・・・・

花小金井の先生にも、膝の事を聞いた時

「膝はなんでもありませんね。『腰』かもしれません。一度調べてもらってもいいかもしれませんよ」

と言われた。だから、「アジリティ」はダメだって。

『腰』を悪くするかもしれないけど、挑戦してみるか?いや、はっきりわかってるのにそんな残酷なことできない。

歩き方がなんか変なのだ。『腰』をくねくねさせる。「モンローウォーク」かもと思って、気になって病院で聞いてきた。膝が少し外れやすいかもと言われた。

でも、『腰』を指摘したのは二人だけ。

「胴の丈(長さのことか?)が短いんだよね~大型犬ではよくあるんだけど、小型犬はあまりない、インブリード?かけ戻ししてる?」

「いえ、インブリードはないと思います。かけ戻しもないと思います」

「じゃ、この子の生まれ持ったものだね」

院長には何も言っていないのに、私が日々心配していることを全て言われた。

ミミエルの歩き方の癖、電流が走ったような痛がり方、行動・・・

「出ちゃえばね(症状)レントゲン映るんだけどね~普通に撮っても映らないのよ。だけど、骨の形で『症状が出る前に』みつけられるかもしれないでしょ?」

出る前に手術なりをすれば、症状がでないで済むと。

私はシュナの脚の形を知らない。

こういう事が普通にあることなのか、ないことなのか、

あったとしたら、何パーセントの確立なのか

手術するのと、しないのではどう違うのか

本当は今月健康診断のはずだった。ヒートで先延ばしにした。

次回の検査の健康診断の時には、エコーのオプションのほかに、腰のレントゲンを追加した。

そんなに問題にならないなら、それはそれだし、問題になりそうなら、芽をつめばいい。

「野望」があった。夢とか理想とかそんなもんじゃない。

醜い「野望」

女が一番「武器」に持ったら、最強の感情「野望」

9月にトリミングして、きれいにして、一回だけでも、ショーに出したかった。

実際に歩かせなくても、大きいなショーの目録に『名前』だけでも載せたかった。

私の意地だった。

また、玉砕しちゃった(笑)

その頃、手術かもしれないんだもんね。

却って、諦めがついていいのかな。

「どうせ、出来ないんだから」とあの日、言われた言葉。

くやしい。

院長が『引導』を渡してくれたのかな。

どのみち、歩かせられないんだし。

走れないサラブレットは殺される。

繁殖に使われるか。ペットで飼われるのなんてほんの数頭だ。

きっと、私にかかる不運をお前がしょってくれてるんだろうね。

そんな、気がする。

そうでも、思わないとやってられない。

・・・・で、負けてばかりも嫌だから、針なりリハビリなりヨガなり、嫁っこを連れて行くわ。

暑くてもピッタリ眠る嫁っことの新しい生活を模索中。

ミミエルが一番望んだ生活を手に入れたんだろう。

ずっと、いっしょに いるからね