あたいの日常 横浜美術館編

横浜に「三渓園」という庭園がある。

「原三渓(富太郎)」という実業家が造ったんだけどね。

その方のコレクションが横浜美術館に帰ってくる。

横浜美術館では、横浜が開港した19世紀後半から現代にかけての作品を幅広く所蔵しています。横浜にゆかりの深い作家の作品や、ダリ、ピカソ、マグリットをはじめとする世界的に評価の高い作家の作品など、関連資料も含め、その数は約13,000点におよびます。

国宝 『孔雀明王像』 東京国立博物館所蔵

東博でも拝見したことあるけど、やっぱり観に行きたい!

明王なのに憤怒ではないのよね。「人々の災厄や苦痛を取り除く功徳」があるという事になっている。憤怒で表わさなくても「強い」って事よね。菩薩顔。

もとはインドの女神マハーマーユーリー。意味は「偉大な孔雀」

蛇も食い殺しちゃうからね、孔雀は。ご利益に預かりたい。

志野茶碗『銘 梅が香』  五島美術館所蔵

「人生70年古来まれなり 苦40年 楽15年」の不昧君の持ち物だった。

こんなのでお濃茶飲みたいわね。赤に(抹茶の)緑に粋だわね。素敵。

頬擦りしたいわ~あっ、脂が付いちゃうか・・・・

「目垢がつく」って言うのよね、やたら人の目にさらされるの。

でも、どうなんだろう。滅多に蔵から出さない「茶碗」がいいのか、常に傍らにおいて愛でている「茶碗」がいいのか・・・余所行きと普段使いの違い?

でも、「使うために作られた」としたら「使わなければ」意味がないのよね?

けれど「目垢がつく」

当初の目的とかけ離れてしまったってこと?使う人も、観る人も。

ぐは~奥が深い。何でもかんでも考えるネタになってしまって頭がダブルバインドの統合失調症状態だわ。すでに脳はゲシュタルト崩壊してるけど。

古いものには「九十九神」が付くって。古い器物や道具に精霊が宿るって。うちの爺様はよくそんな話をしてくれた。祖父が描いた絵で一番好きだったのが「竹に雀」

きっと、絵から雀は飛んで行ってしまったろうな。

「赤」いから『梅が香』という銘を冠しているのでしょうけど。

あなたに鶯は囀りますか?

『梅が香』ちゃんはどちらが幸せですか?

あなたの主はいまどこにいるのでしょう?

あなたの主はあなたを傍らに置いて愛でてた人でしたよね?

そう思うと切ない。

五島美術館って藍リンを連れて一緒に行ったのが最後だったなぁ・・・・キルっぺもいたっけ。駐車場散歩してた。泣ける。

・・・博物館とか美術館での楽しみって

「これでお茶を飲みたいわ~」

とか

「これで『そうめん』食べたらさぞかしい、美味かろう」

とか、妄想するところに意義があると思うのだ。

手が届かないから、壮大な妄想しても悔しくならない!

いま、打ち込んでいて気が付いた。

「侮辱」って言葉

「(自分が)悔しいから(相手を)辱める」んだ・・・・

全ては自分の中にあるんだ。

相手の中に自分の「嫌」なところを見出だす。

また、言の葉が呼んでいる。今度は私に何を伝えたいの?

ウィちゅきー、ねねりん、来週「横浜美術館」に行ってくるからね。

ゴロゴロ なるまえに 帰ってきてくれればモーマンタイ。

ごめんね、雷はねえねのせいだね。フェンリル狼のミミエルに頼んでおこうね。

きっと護ってくれる。あの子はそういう子だから。