床から35cm

本日は春の雨。

思ってるより、冷たいのが春の雨。

で、

ひとしきり、部屋で遊んだ後。

ウィちゅきーとSarahぺっこは車に乗って見回りに。

鬼の居ぬ間に・・・のSlash殿。

藍りんが居た頃は、ウィちゅきーとSlash殿は交代で台所にいたんだけど、藍りんがいなくなってからは、ほぼウィちゅきーが、台所に陣取ってる。

遊び疲れてうとうと。

まな板のトントンの音もリズムよく。

私は上から下を見下ろすけど、シュナーズは下から上を見上げてる。

実は、真後ろからだと、私の顔の表情は見えないんだけど、下からだと、顔の表情がわかるんだな。

顔を見ながら、ご飯が出来るのを見るの楽しいね。

藍りんは後ろから常にプレッシャーをかけてたね。

・・・今日ね、ふと思い出した事があった。

先日、花小金井の病院に行った時、藍りんと同じような状態のプードルちゃんが来院してた。肝臓の数値が原因不明で急上昇。「ステロイド(薬名はわからず)」を一か月処方されたんだけど、怖いからどうしようかという内容だった。

花小金井のドクターは「残り26日はしっかり飲んでください」と伝えていた。

キル―ピーの時は「ニチファーゲン」をすぐに処方されたんだよね。Framの時も。ステロイドと言っていいのかわからないけど、グリチルリチン酸配合(甘草)だからステロイド用の作用をする。

もし、藍が「こんなになるまで、どうして気が付かなかったのか」と後で言われるなら、「ニチファーゲン」か「プレトニゾン」をその場で処方されたはずなんじゃないのだろうか。

もし、飲んでたら、今も私の後ろから、楽しそうにご飯を待っていたんじゃないのだろうか。

なぜ、「タウリン」と「ウルソ」だけだったんだろう。

ビルビリンも異常なかったから?

手元に「プレトニゾン」あったのに。わかってたら、飲ませてたのに。急を用する時は「ステロイド」が効くのに。

お前たちがいなかったら、私はどうしてたろうね。

でも、そう言いながら、人間は生きていくんだ。

自分が思っている以上に、藍の「死」が堪えてる。

お前たちがいなかったら、私はなにも食べなくなってたろう。

今日もお前たちのために、ご飯を作ろうね。

Slash殿。心配しなくても大丈夫だよ。

藍りんと同じ場所から、私を見上げてる。