特等席

人間だから、えこひいきって出ちゃうのかな。

藍リンがこの世に在住中は、「お膝の上」は藍リンの特等席だった。キル―ピーは藍に気を使って、決して藍が膝の上にいる時は膝に「手」すらかけなかった。キル―ピーととても賢い子。それが時には切なくなる。

藍がいないと仔犬の特権も使いながらよっこいしょってお膝に昇ってきた。その後、藍が来ても藍も文句ひとつ言わず、傍らで休んでいた。

藍が膝にいるとキル―ピーは安心してたし、藍はキル―ピーが膝にいると、そっと私の側で腰を下ろした。べたべたする子ではなかったけど、藍とキル―ピーはとても仲が良かった。

大好きな「お膝の上」からSlash殿をみるキル―ピー。ここ最近はリトルミィの特等席なのだ。リトルミィは膝に「よじ登らず」トントンと私の膝をたたく。大抵、Mielが私の膝の上。

リトルミィが来た後で、キル―ピーが来るので、キル―ピーは膝に乗れない。

実は、Slash殿も「お膝」大好き。よじ登る機会をうかがっている。

リトルミィは藍以外には「ギャウ ギャウ ギャウ」と「膝の権利」を主張する。「そこは私の場所だ」と言っているよう。

そして、今日も勝ち取ったリトルミィ。

これは、今年7月19日のSarahぺっこ。藍を病院に連れて行く前で、藍をあやしていたら、Sarahぺっこがお手てでちょいちょいしたらしい。その後、Sarahぺっこを抱っこしているところ。最近は、誰かが膝の上にいると傍らで横になることが多い。

↑7月19日のキル―ピー。藍が調子を崩してから、キル―ピーも調子を崩した。ご飯を食べなくなってしまってた。キル―ピーが仔犬の頃、藍が寝たころを見計らって、そぅ~っと藍の「お腹」に来て寝てたキル―ピー。藍も知っていたんだけど、寝たふりしてた。人間の尺度で測ってはならない「情」が存在する。

この後、キル―ピーの肝臓の数値が上がる。藍が居なくなった後、しばらくご飯を食べなくなってしまった。東大病院に検査に行ったら「何でもない」との診断。現在使っているサプリを使わなくても維持出来るのか不明なので、相談に行く予定。肝臓は「怒り」の影響を受ける。悲しみは「肺」。理解の出来ない「悲しみ」から「怒り」に変化してしまったのかな。いまなら、わかる気がする。

↑7月14日のWhisky。ウィちゅきーは膝に乗るときは大抵「怖い時」

それ以外はこんな感じ。何かが起こりそうで「怖い時」は私の側を離れない。舌で鼻をペロペロ舐める回数が増え、やたら、空(くう)を見上げる。頭を上げたり下げたり。せわしなくなっていく。雨だったり、地震だったり、嫌なものが側にあったり。そんな時は「蜂蜜」を一口。熱処理したものではなく(←中国産は大抵高温熱処理)、自然に絞ったもの。最近はお里のお姉ちゃまから頂いたこれ↓

八朔(←みかん系の蜂蜜)、同じ蜂蜜でも「蜜柑系」の蜂蜜は「ボケ」いわゆる「痴呆症」にも効くのだ。「蜜柑」の香りが脳信号に影響するんだわね。藍の時は「てんかんを起こすといけないので」と言われて、レモン汁と蜂蜜と言われたんだけど、深夜で買いに行けなくて、「蜜柑の蜂蜜」を使って「肝臓からくるてんかん」を防止したのだ。ありがたかった。

お膝、Sarahも一人だと乗ってきてすぐに寝てしまう。Whiskyは頭を乗せて、Slashも大きい身体を小さくさせて寝てしまう。

MielやKirは当然すぐに寝る。誰かが膝の上にいて、回りに輪が出来る。

私も群れの一員なんだと実感する瞬間。

・・・実は、私が一番「特等席」に鎮座ましましているのだ。

私の幸せはお前たちと一緒にいること・・・

藍もフランもずっと一緒・・・