あなたと並んで歩こう

私はよい飼い主でしょうか?

私はよいオーナーでしょうか?

犬にとって「よい」関係とは?

昔、アレッド・ジョーンズという「100年に一人のボーイズソプラノ」がおりまして

↓これは「Ombra Mai Fu」リアルタイムで聴きに行ってましたよ、あたしゃ。

もともとカストラート(←去勢して高音域を保った歌手)の為の曲です。ボーイソプラノだとちょっと迫力に欠けますが、その分清らかさが天使レヴェル(←天使が清らかかどうかは別)

彼の代表曲といえば「スノーマン」の挿入曲だったり、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの「ピエ・エイズ」、フォーレの「ピエ・エイズ」

・・・私のお気に入りはマーレイの「あなたと並んで歩こう」

讃美歌なのか、英国の昔の歌なのか、いまは定かではないんだけど。歌詞も覚えていないんだけど。残念ながら動画は見つからなかった。とっても好きな曲。何故か思いだしましてね。

ずっとね、一緒に歩いていきたい。

先に私が歩いたり、お前たちが先に歩いたり、肩を並べて歩いたり。

いずれ、年老いて、横を歩いていたお前たちが、一歩下がって歩く日や、後ろからついてきたお前たちが、立ち止まって空を見上げる日が来たのなら、私はお前たちと一緒に空を見上げていよう。

もし、お前たちが、病いを患って、動けなくなる日が来たのなら、私はずっとお前たちの側にいよう。

いつも、お前たちが目を覚ましても寂しくないように。

いつも、お前たちと並んで歩こう。

それが、たとえ、茨の道でも。

犬にとって「よい」関係とは、犬の視線の先に私がいつもいることなのだ。

こころから、そう思う。そして、そうありたいと思う。